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へうげもの9巻
へうげもの9巻は利休の切腹である。重要人物の最後をドラマチックに描く。豊臣秀吉は古田織部に究極の選択を突き付ける。そこで武士を捨てても家柄が残る織田有楽との違いを感じる。古田織部は後に利休のような道を歩むことになるが、その時は何者かになったのだろうか。
人間の作為なく自然に生じる歪みに美を感じる。それが作為を廃した侘びの目指す先である。
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【2019/06/25 08:35 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
へうげもの7
小田原攻めが始まる。古田織部は戦死しないように細心の注意で臨んでいる。豊臣方の消化試合と描かれがちな小田原攻めの中で新鮮である。
織田有楽が堅苦しいのは嫌いと主張する。たとえ自分の好きな南蛮趣味でも、それだけが強制される世界は好まない。ここには自由を好む人の筋がある。
そのような有楽を見て織部は、武人として生きるか数奇者として生きるか黒白をつけなければならない時が来るかもと考える。これは、その後を暗示している。
【2019/06/24 20:35 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
へうげもの6
北野大茶会が始まる。表紙は千利休と古田織部。織部は利休を越えようと意気込むが、加藤清正と福島正則の評価では利休が上である。武闘派の二人に武闘派らしい視点から茶道を語らせる。キャラクターを上手に活かしている。
織部の侘びの追求が縄文文化になることは面白い。大和朝廷が登場する前の分かである。織部に厳しいことを言った利休であるが、自身も織部に学ぶ。面白さこそ価値である。面白くなければ楽しくない。
徳川家康は箔がなく、安くて上手い酒を好む。賢い消費者である。価格と品質が比例すると高価なものを有り難がる愚かさはない。さすが安定政権を打ち立てた後の天下人である。
【2019/06/24 19:52 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
闘将拉麺男
ラーメンマンが様々な敵と戦う。かなり巨大な敵勢力もあるが、基本的に一話完結である。この一話完結形式のために無理が出ていると感じる。悪人が別の話ではラーメンマンを助ける味方になっている。明らかに死亡したキャラクターが別の話では生存している。シリアス色が強い作品である分、逆に強烈なギャグに感じる。ギャグ色のある『キン肉マン』の方がブロッケンマンの死をきちんと引きずっている。
この点は21世紀では現実味がないと受け止められるだろう。昭和の漫画では突っ込んではならないのだろうか。
【2019/06/24 16:26 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
警察不祥事
埼玉県警の警察官は、警察官の立場を利用して遺族から金をだまし取ろうとした。私は、この警察官を嫌わずにいられるだろうか。この警察官の価値観に少しでも歩み寄ることができるだろうか。
「誰かの犠牲の上に成り立つなら、その犠牲を取り払わなければいけない」(80頁)
「真実を隠したままでしか手に入らないものは、幸せなのか」(79頁)
【2019/06/24 15:23 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
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