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ホンネの五行歌
#書評 #詩 #新刊 #読書
『ホンネの五行歌だから女はやめられナイ』は女性作の五行歌の歌集である。五行歌は一句一行で五行で書く歌である。短歌に似ているが、五七五七七という制限はない。
本書は女性の本音を集めた一冊である。赤裸々な歌が多い。現代人は、ここまで赤裸々な歌は短歌や俳句では書きにくい。五行歌ならではの自由さが可能にする表現と言える。
本書では上代の歌は七五調に限定されず、もっと自由であったという。五行歌という存在は一見すると短歌や俳句の伝統破壊に思える。しかし、上記を踏まえると伝統復興とも位置付けられる。古典古代の文芸復興が近代の幕開けとなったルネサンスと重なる。
本書で取り上げた五行歌には恋愛物が多いが、生活の話題もある。「たとえ、放射能が降っていたって、わが家はいいなあ」という歌がある(125頁)。福島への帰還や復興を望む切実な思いである。
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【2015/06/09 18:54 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
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