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代々木ゼロゼロ物件問題v林田力W iki記者改訂
東京都渋谷区代々木などでゼロゼロ物件の問題を調査した。代々木のゼロゼロ物件業者は内見をさせないなどと市民団体から批判された。重要事項説明義務違反や賃貸借契約書に記載なく退室立ち会い費なる趣旨の不明確な金銭を徴収したとして宅建業法違反で業務停止処分を受けた。
この代々木のゼロゼロ物件業者はマンションの13階の一室にある。かなり入りづらい部屋と指摘されているが、その通りであった。マンションは内廊下の形式で外が見えず、閉じ込められた感覚になる。竣工当初はホテルライクな内廊下として高級感を売りにしたと予想されるが、薄暗くて汚れが目立つ内廊下では幽霊屋敷である。
普通の不動産業者は一階に入居する。壁をガラス張りにしており、物件情報を多数掲載している。それによって、どのような物件を扱う業者かを確認した上で入店できる。ところが、代々木のゼロゼロ物件業者には、それがない。入店したくない不動産業者である。
このゼロゼロ物件業者の問題は名前を変えていることである。宅建業法違反で業務停止処分を受けた当時とは別の名前になっている。不動産業者の行政処分歴は不動産業者選びの重要な要素である。業者名を変えることは消費者を欺く商法である。
もう一つの問題は不動産ポータルサイトに物件広告を出していることである。不動産ポータルサイトは多数の不動産業者の物件を好みの条件で検索できるために便利である。一方で優良業者の物件も悪質業者の物件も同じように表示されてしまう点が難点である。マンションの中の入りづらい一室の不動産業者に好んで問い合わせする消費者は多くない。しかし、不動産ポータルサイトの検索結果で表示されたならば不動産業者の実像は見えず、問い合わせへのハードルが下がる。その結果、貧困ビジネスに巻き込まれる消費者も出てくる。
代々木を北上すると新宿区に入る。新宿の北は新大久保である。コリアンタウン化しており、魅力的な店が並ぶ。ここにも別のゼロゼロ物件業者によるゼロゼロ物件がある。このゼロゼロ物件業者も社会の批判を集め、名前を変えて営業する点が共通する。ゼロゼロ物件は姑息である。
ゼロゼロ物件はカラフルであった。代々木のゼロゼロ物件業者の物件は水漏れなどの欠陥が指摘され、「貸し物件ではなく、瑕疵物件」と揶揄される。それに比べると新大久保のゼロゼロ物件は洗練されている。
また、代々木のゼロゼロ物件業者は事務所は都心にありながら、扱う物件は多摩や埼玉、神奈川ばかりである。東京の土地勘のない上京者相手の商売とも批判されている。それに比べれは新大久保のゼロゼロ物件は利便性はある。
不動産仲介業者には以下が期待される。「どこにどんな土地と住宅があるか、だれが所有しているか。どんな住宅が求められているか、学校や商店や社会施設はどこにあるか、それぞれの地域の住環境はどうか、幼児がいる家庭やお年寄りにはどこが住みやすいか」『居住福祉』209ページ。これらは事務所と離れた場所の物件を扱う業者には期待できない。不動産業者は地域密着型を選ぼう。
一方で外観が洗練されているとの評価は物件単独で見た場合である。街並みとして見るならばケバケバしくて周囲の景観から浮いている。景観破壊のゼロゼロ物件である。賃借人を食い物にする貧困ビジネスを批判する住まいの貧困と闘う運動と街づくりを考えるマンション建設反対運動はゼロゼロ物件撲滅で共闘できる。林田力
http://hayariki.net/
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【2012/07/28 08:22 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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