忍者ブログ
右翼・左翼と不買運動
雇われ右翼が本物の右翼とは言えないということは私も書いていますが、それは必ずしも日本固有と言うよりも、反共の連帯として世界史的に説明できるものです。

高杉晋作については、彼の行動が長州藩にどれだけ損害を与えたか、彼を制御できなかった長州藩のガバナンス不足を冷静に分析する必要があるでしょう。高杉晋作の暴走を評価する風潮が戦前日本の軍部の暴走を許したのではないかと考えます。高杉晋作と安倍首相を並べて前者を評価して後者を貶めることは浅薄な議論です。前者を無条件に賛美する風潮こそ斬り込まなければなりません。左翼で司馬遼太郎史観だとすれば、どうしようもない守旧派になってしまいます。司馬史観では薩摩藩だ、長州藩だということにこだわるよりも日本人意識に目覚めることが進歩とされました。これに対してオール沖縄は日本人である前に沖縄県民であるという意識が勝利しました。天下国家を優先するという、新自由主義者でも持っていない国家意識を捨てなければ、最も古い勢力となってしまいます。

身勝手な論法と思います。権力によって弾圧することと、不買運動で市場から淘汰させることは別次元の話です。不買運動を呼び掛けることは市民の活動として肯定できることです。公権力に不買を働きかけることもイスラエル占領地製品の輸入ボイコットなど市民の運動として実例があります。左翼の不買運動は許容されるが、右翼の不買運動は許されないということは、全く筋の通らないダブルスタンダードです。
過去には自分への一切の干渉は拒否すると言いながら、他人には社会人のルールを云々して攻撃するような目に余るダブルスタンダードがあったために、ここは強調しておきます。

産経新聞や読売新聞の評価ですが、薬物犯罪など社会面の充実は評価に値します。産経新聞や読売新聞が支持される要因は、その論説ではなく、そのようなところにもあります。イデオロギー的な政治論点に関心を傾斜させた左翼が取りこぼしたものを拾っていると言えます。それすら左翼陰謀論者から見れば、身近な犯罪をクローズアップして政府批判から目をそらす偏向報道となりますが、むしろ産経新聞や読売新聞の方が反社会的な問題への斬り込みが鋭い面もあります。最近ではトヨタ自動車常務の麻薬密輸事件があります。これは産経新聞が突出しています。リベラルとされる新聞の方が及び腰です。具体的な広告収入や訴訟リスクを考えれば政府批判よりも企業批判の方がはるかに勇気がいることです。全ての左翼がダメと言うつもりはありませんが、生活密着課題を無視して天下国家を論じるところに今の左翼が本当に虐げられている人々の受け皿にならない理由があります。
ヘイトスピーチについては、カウンター側がそれほど立派とは思えません。福島で被災地復興に取り組む人々への暴言など総体としての左翼側に反省する要素があることは否定できません。カウンターの実態が世界に知られれば、どちらもどっちと呆れられるでしょう。
PR
【2015/07/06 19:09 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
<<ブラック企業・ブラック士業 | ホーム | デスノート>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>