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大奥6巻
『大奥』6巻は徳川綱吉の晩年から徳川家宣、徳川家継の時代を描く。専制君主・綱吉の孤独、家宣の名君ぶり、柳沢吉保や間部あきふさの忠義など歴史上の物語を男女逆転で描いている。大奥の贅沢が幕府財政を圧迫することが示唆されており、今後の物語への影響が興味深い。
家宣、家継時代は新井白石の正徳の治として知られる。『大奥』では白石の出番は僅かであるが、家継の教師として鎖国とともに女子が家を継ぐことは本質的ではないと主張させている。物語世界の本質を突いている。
白石は儒学者であるが、その学風は硬直的なものではなく、実学を志向していた。密入国した宣教師シドッチを尋問して西洋紀聞を著したことは有名である。儒学者の実学精神が、儒教国の朝鮮や清国と異なり、日本が西洋文明を容易に受け入れられた一因である。その意味で白石に男女逆転の本質を突かせていることは興味深い。林田力wiki
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【2013/01/10 17:32 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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