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女王の花
#レビュー #少女漫画 #読書 #本
『女王の花』は古代中国風の架空の国の王女を主人公とした少女漫画である。史実とは無縁の物語であるが、中国の故事成語が引用され、歴史的な雰囲気を盛り上げる。小学館漫画賞を受賞した。
少女時代の王女の置かれた状況は過酷である。後ろ楯のない主人公が己の才覚と信頼できる人々の助力で女王になる展開が予想される。しかし、その割には主人公は本当の意味で賢くない。主人公には相手をギャフンと言わせる才覚はある。それは心地よいくらいである。ところが、それによって主人公の立場は悪くなってしまう。そのため、後先考えないという批判も出てくるだろう。完全無欠の存在ではない。一方で王子様を待つだけのお姫様でもない。現代女性が感情移入しやすい物語である。完全無欠の聡明さを備えていなければ英雄になれないならば味気ないだろう。
物語のヒーローは金髪碧眼の奴隷の少年である。金髪碧眼を気持ち悪いものと忌避する人が多い中で主人公は綺麗と言う。これが忠誠を誓う動機になる。単純であるが、力強い動機である。
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【2015/03/10 08:21 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
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