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林田力書評・ワンピース75巻
#林田力 #書評 #マンガ #レビュー 尾田栄一郎『ワンピース75巻』はドレスローザ編の続きである。ドレスローザ編はアラバスタ編のアナロジーの色彩が濃い。そのように見た場合、敵の親玉であるクロコダイルとドンキホーテ・ドフラミンゴは対照的である。クロコダイルは部下の些細な失敗も許さない。容赦なく切り捨てる。ドフラミンゴもハイエナのベラミーのような新参の部下には冷たい。しかし、幹部には甘く一貫性がない。クロコダイルは右腕のニコ・ロビンでさえ切り捨てた。幹部同士の結束力がある点もバロックワークスとは異なる。ドンキホーテ・ファミリーは幹部が侮辱されることも許さない。
これは表面的にはドフラミンゴの方が大物に見えるが、実態は逆である。クロコダイルが部下を切り捨てられる理由は自分一人の力があればいいという絶対の自信があるためである。ドフラミンゴの幹部への甘さと、それ以外への非道さはチンピラ・ヤンキーと同じ性格のものである。
ドレスローザ編をアラバスタ編のアナロジーとして見た場合の別の相違点は世界政府の欺瞞性への自覚の高まりである。虐げられた人々の声に応じた存在は麦わらの一味である。アラバスタ編ではスモーカー大佐(当時)の動きもあり、海軍も正義の側と言えた。これに対してドレスローザ編では問題を放置した存在と王族に認識されている。海軍大将藤虎の狙いも不明である。
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【2014/09/18 21:02 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
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