忍者ブログ
林田力書評・剣の聖女
#林田力 #書評 #小説 華宮『エレンディール剣の聖女第二章』は『剣の聖女』の続編である。主人公の戦いは続く。戦争による疲弊は物語の重奏低音になっているが、第一章とは逆転現象が起きている。第一章では一方的に主人公の国が蹂躙されていた。それ故に主人公に容易に感情移入できた。剣をもった主人公がチート的な強さを発揮し、過剰に敵兵を殺したとしても許せるものであった。
しかし、本書では様相が異なる。攻守が逆転しており、敵軍が攻められる側である。登場人物も敵軍の方が人間味があり、感情移入したくなる。それでも主人公側からすれば根を絶たなければ戦争が終わらないとの論理になる。そのために本書も依然として前作の物語の枠組みの延長線上にある。ところが、本書の結末は予想外である。この先の展開は予想がつかない。タイトルの聖女が読者を良い意味で裏切った感がある。
PR
【2014/08/17 10:56 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
<<林田力・東急不動産だまし売り | ホーム | 林田力・東急不動産消費者契約法違反訴訟>>
有り難いご意見
貴重なご意見の投稿














<<前ページ | ホーム | 次ページ>>