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花咲かぬリラ
山本周五郎「花咲かぬリラ」は第二次世界大戦後の日本を舞台とする。復員兵が米作一辺倒の日本の農業を批判し、酪農を始めようとする。食を欧米化することが進歩的な発想とする。21世紀に生きる現代人から見たら倒錯である。今や和食は健康的と評価され、日本人の洋食化が生活習慣病を増加させたと批判される。米作は生産性が高いとされ、アジア人が肉食を増やしていることが世界の食料危機を高めている。
本作品は現代小説とされる。作品執筆時を舞台としている点では現代である。しかし、江戸時代を舞台にした小説を読むよりも古さを感じる。時代小説の方が人間の普遍性を感じる。時代は動いている。昭和戦後は一時代前という認識が必要だろう。昭和戦後の価値観と現代に求められているものは大きく異なる。
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【2018/06/30 14:56 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
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