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若者の貧困の論点
#若者 #貧困 #反貧困 #ブラック企業
若者の貧困問題を重視することに大賛成である。この場合に二つの論点を提起したい。
一つは若者支援の目的である。ブラック企業などで若者を使い潰していたら、日本の産業の担い手がいなくなる。社会の危機であるという論調である。この論調は、本来は好ましくない。若者を経済発展の手段として捉えているためである。女性を産む機械とする発言と大差ない。

一つは若者の対象である。語義からは二十代、広げるとして三十代前半が素直である。しかし、若者問題の無策が長年続けられた結果、当事者も救済されないまま年をとっている。アラフォー世代、さらにはアラフィフ世代ですら取り組みが必要になるだろう。
そうなると高齢者にも貧困者はいるため、若者の貧困問題として取り上げる必要があるかという議論が出てくる。これに対しては、貧弱な公的福祉の代替であった企業内福祉などの恩恵を受けずに自己責任の結果だけを負わされている世代への対応が必要と反論できる。アラフォー世代やアラフィフ世代への支援も若者の貧困問題という枠組みで取り組む意義がある。
むしろ「希望は戦争」で提起されたような世代間公正の観点では、就職氷河期が直撃したロスジェネ世代の方が今の新卒よりも厳しい。従って優先的に取り組むべきとの議論も出てくる。
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【2015/02/10 17:51 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0)
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