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銀魂ビームサーベ流v 林田力wiki
銀魂のビームサーベ流編が完結した。この話は米国のSF映画大作『スターウォーズ』のパロディである。主要なキャラクターはオビワン・ケノービを連想させる名前である。また、ジェダイ・マスターのヨーダのような外観の宇宙人(天人)も登場する。
一方でパロディとしての捻りは浅い。問題はヨーダ風の宇宙人が悪役で終わっていることである。夜王のようなスケールの大きな悪役ではなく、ちんけな悪役である。これは『スターウォーズ』ファンには面白くない。
『銀魂』にも事情がある。『スターウォーズ』の有名な悪役と言えばダースベイダーである。『ドラえもん』でもアッカンベーダーというパロディのキャラクターが作られるほどである。しかし、既に『銀魂』ではエリザベス編でダースベイダーをパロディしたキャラクター米陀が登場している。このためにダースベイダーは悪役として使えない。だからといってヨーダを何の哲学も持たない悪役に使うことはどうかと考える。
エリザベス編は『スターウォーズ』以上に『起動戦士ガンダム』のパロディが濃厚である。そこでも敵勢力をガンダムでは主人公サイドの連邦軍になぞらえるなど、敵味方が逆転していた。これはガンダムを深く理解した上でのパロディとして成立している。連邦は主人公サイドであるが、腐敗と人民抑圧の典型的な官僚組織である。敵軍であるジオンの主張に正論が含まれ、ジオンに感情移入する視聴者も少なくない。
実際、アムロ・レイの活躍も結果的に腐敗した連邦の延命に寄与することになり、物語としてはフラストレーションが蓄積する。だから、後期のOVAでは主人公は連邦サイドでもジオンに華を持たせている。スターダストでは連邦の腐敗とジオンの栄光を描いた。シロー・アマダはジオン兵と理解しあい、連邦軍を抜ける。ユニコーンでは連邦成立時からの欺瞞を暴く。
故に連邦を敵と重ね合わせる銀魂のパロディも面白い。これに対して『スターウォーズ』のパロディは表面的に楽しむものである。林田力
http://hayariki.net/
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【2012/08/12 09:52 】 | 林田力wiki | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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